各所手すりの取り付け
手すりは体を支える役目だけでなく、運動能力の維持や回復といったリハビリにも活用されています。廊下、階段、玄関、トイレやお風呂、門から玄関までアプローチを取り付けるなど必要な設置場所を考えましょう。
段差の解消
段差の解消とは、敷居を低くする工事、スロープを設置する工事、浴室の床のかさ上げ工事。階段の段数を増やし一段の高さを低くするなどの工事もあります。高すぎてまたぎにくい浴槽の交換も、段差の解消にあたります。
全般的なバリアフリー工事
車椅子生活で問題となるのは段差です。スロープの取り付けなどで解消いたします。その他、洗面所やトイレ、お風呂や扉なども見直しましょう。照明などのスイッチの位置変更なども考慮した計画をたてましょう。
介護される方の状態により、必要不必要なものを選択することも注意点のひとつです。あれもこれもリフォームするとなると膨大なお金や期間がかかります。「我が家にひつようなもの」、「近い将来に必要になりそうなもの」を整理してみてください。また、介護が必要になる前に10年後20年後を考えて、元気なうちにバリアフリーを考えてみてはいかがでしょうか?
補助金の受給ができるのは、要支援1~2、要介護1~5のいずれかに認定されている介護保険の被保険者。
補助金の対象となる住宅は「介護保険被保険者証」に記載されている住所の住宅です。
支給額は、被保険者1人につき改修費用20万円まで。そのうち1割は自己負担です。
つまり、20万円のリフォーム工事の場合、2万円を自己負担、18万円を支給されるということになります。工事費用が20万円を超えた場合は、1割の2万円+超えた金額を負担。
住宅改修については、ケアマネジャー等にご相談ください。